再分化の中で、。

1960's代はアメリカが文化や経済、ファッション等で多方向に成長する切っ掛けの時代と考えております。

その中でも、私が執着したのがIVYでした。
POPEYEやMens Club等の雑誌を通じ、衝撃的にカッコいいと。
初めてのファッションとの出会いでした。

私達が今回紹介するのは至ってシンプルですが、私達なりに意味がある商品と考えております。

"5 Pocket Easterner Pants"

あくまでも、企画段階で事務所の工房で作製した物です。

では、早速スタッフのYUTAが試着。

とても普通ですが、私達には良い感じの雰囲気がすぐわかります。

満足して調子に乗ると、こんな顔で表現が始まります。 そして、踊っちゃいました。

（いいものが作れそうで、良い事ですが、、。）

では、私が試着。

美しいシュリエットです！

私も、調子に乗ってポーズ。

（すみません。）

ちょっと、アワードに、。

素足にジャックパーセルなんかこれからの時期いいですね。

Levi's　505と506の中間な感じでオリジナルのシュリエットです。

紺ブレ。

革製品の生産で大変お世話になっている鴇田さんです。
本日も打ち合わせでしたが、とても素敵だと思い1枚撮らせて頂きました。

当時のアイビーを通ってきている方でその後の流行にもお仕事上敏感に対応される方です。
ブレザーは30年前のものだそうです。

まさにアイビースタイルですが、
私もそうですがその時代を通っていない世代でも、今何故かそんなスタイルが好きで自然に着用していました。

結果、先輩方からIVYぽいと言われますが、調べてみるとやはりそうでした。
なので、当時の事をもっと勉強したいと、。

でも、自分なりの表現で、。

普通のパーカー、されど。

一見して何でもないパーカーです。

古い年代や70's以降の新しい年代のものは有る程度良く見ますが、その中間の年代の状態の良いものはなかなか見つけられません。
当時のアイビーの文化はものを大事に愛用する伝統が有り洋服もまたしかり。
穴が空いたり擦り切れるまで着倒したと思われます。現存する数もそんなに多くありません。

というわけで、また事務所の工房でサンプルを作ってみました。
当時も各メーカーで型紙に違いがありましたが、これがうちのオリジナルです。
ディテールは凝ってはいませんが、より着易く、動き易く、機能的な型紙にしました。
着れば分かります。

着用画像です。

一点豪華主義ではなく、全体のコーディネイトによってそれぞれの洋服が活きてくるのだと思います。

初めての機械式の時計です。

先日初めて購入したLe Coultreの手巻きの機械時計です。
この時計は50～60年代のロイヤルアーミーです。
センターセコンドでポピュラーな一番シンプルな時代のものですが、。

とても気に入っています。

軍用ですが、ベルトを換える事によってカジュアルにもちょっとしたドレスにも対応出来ると思っています。
凝った30'sの服装よりもさらっとはおれるB.Dシャツなどに合わせたいですね。
来週にはオリジナルのB.Dシャツが上がってきますが、とても楽しみです。

スマフォ買いましたが、。

現代、携帯電話は欠かせません。
電話を掛けるにしても時計をみるにしても。

アイビーの時代を調べていくと、どうしても欠かせないワードローブの一つとして機械式の時計にたどり着きます。それに今魅力を感じます。

子供の頃は気づきませんでしたが、祖父から父親へ父親からその子供へ受け継がれていく伝統。
その一つに時計があります。
私は次男なので、その様なものを受け継ぐこともありませんでしたが、。
とても惹かれることです。

高価な時計ではなく、初めの一歩として手巻き式のアナログ時計をと考えております。
洋服や、バイク、車、インテリアだけに突出するのではなく、自分なりのライフスタイルと思います。

後日私が初めて購入した時計をアップしたいと思います。

これは外せないアイテムですが、。

画像の二枚は、私物の中でお気に入りな物です。
古い物も勿論好きですが、生まれた位の物が何故か気になって集める事も有りますよね！

現在、スタジアムジャケット（スタジャン）やクラブジャケットと言われていますが、

私は中学の頃、アワードジャケットと憶えました。

何故なら、元々は賞やメダルの代わりに授与される象徴のジャケットでその栄誉を着る誇りでした。

後に、そのかっこ良さを真似して大流行しました。

まあ、アイドルの真似をするミーハーと言ったところですね。

と、言う事でスタジアムの観戦用になったり、サークルのクラブジャケットとなり、現在は一般にそう呼ばれていると考えています。

やはり、意味が有る当時の物と形だけが残った現在の物では大違いで、現行の古着はとても安価です。

真剣に作った場合に理解頂けるか？

で、企画を保留している段階ですが、何十年も大切にしているワードローブの一つです。

SMALLBOY

私にとってのアイビーは、。

元々古着全般（年代は特に拘りなく）が好きですが、30'sや40'sのヴィンテージはサイズが合うものがあまり無く値段も張りますし・・・。自分に似合う服が少ないのです。

普段の生活で着るものは何でも無い普通のもので良いので、気軽に買えて、サイズも合うし、それによって自分も良く見える。例えばボタンダウンのシャツや、ポロシャツ、細めの５ポケットパンツ、スエットシャツ、それに履きやすいデザートブーツを合わせる感じでした。
結果それがアイビーだったというだけなのですが・・・。

ただ、それでも欲しいと思える服にはなかなか出合えません。
で、作ろうということになりました。

TALLBOYにも、もちろんSMALLBOYにも合う洋服を作っていけたら、と思っています。

やはり、ティーンネージャーの見本です。歳は関係有りません。

ムチっと。

よう！足元はバンプシューズで決まっています。

やはり、この男MIYAZAKIは凄い男です。

TAKE IVY!!

西のウエスターナーや517ではなく。

この時代も広いアメリカでは西と東では文化や流行も少し異なっており、西向けの商品とあえてうたって

東が西海岸や世界をコントロールしていた様です。

その中でも、若いエリート達はファッションも経済も俺達が創ると自分達の独自な流行を作り上げました。

私が思うには、IVY LEAGUEは誰一人落ちこぼれをつくるのでは無く全員がエリートである事。

そして、高級なおぼっちゃまファッションではなく勉学やスポーツに励みながら父親から伝えられた伝統から彼らなりに自己主張したものと考えております。

たとえばですが、このスタイルはどんな身長や体重でも、とてもスポーティに見え皆が自信を持てるファッションだったのではと考えています。

今回のTALLBOYは、スタッフ共々洋服が好きで勉強したいと思った結果、

IVYを通して本当に洋服が好きになり、これからもお洒落でいたいと、。

少し話が長くなったところ、

また、試作を作ってみました。

オリジナルの５ポケットデニムパンツからのアレンジで、できれば女性にもと考えて、

27インチで作ってみました。

取り合えず、無理やりYUTAが試着です。

これはBefore

afterスタジャンでよりいい感じです。 以下、ちょっとサイズは小さめですが雰囲気は伝われば、。

この時代に５ポケットはデニムだけでは無いと、とても新しい事でした。

昔はアイビーキャップと呼んでいました。

新型の帽子の試作です。 形を見る為の試作ですが、ちゃんと作ってしまいました。
内側に関してはまだ保留です。

定番のキャスケットとの比較です。

細身でシンプルなデザインです。

試着画像です。

OKです。

バックストラップの尾錠は有るものを使った為、大きすぎですが製品は多少小さくなります。

工場製品サンプルはまた後日。