ポケットに手を突っ込んでも良いのですが、やはり紳士の嗜みとしてはグローブが必需品です。
グローブも正装、カジュアル、ワークなどとTPOに応じて使い分けが必要です。
その中でもカジュアルにも少しドレスアップした時にも使えるものが、30'sのカタログを見ると色々と載っています。
基本的な形は大体一緒ですが、ケープスキン(羊)・ラムスキン(山羊)・ピッグスキン・ホースハイド等、皮革の種類は様々です。ライナーの有り無し、スナップの有り無しが選べたりします。
普段私が愛用しているヴィンテージのグローブは、皮革はピッグスキンでライナーとスナップ無しの一番シンプルなタイプです。とても気に入ってます。
当時のピッグスキンは野生の豚で、とてもしなやかで柔らかく高級な革だったようです。
カタログの中でも一番高いです。
よくグローブに使用される高級皮革のペッカリーにも似ていますね。
良く手に馴染み、フィット感も最高です。
何度か直したのですが、。
シミまで出来てしまったのでさすがに限界です。
こんな感じです。
単純ですが良く考えられた構造で面白いです。
ちくちくちくちく手縫いです。パーツ数が多いので時間も手間もかかります。
デンツやメローラのグローブが高いのも納得出来ます。
寒いので早めに完成させて続きはまたブログでアップ致します。
いずれグローブも生産出来れば、と思っております。