諸説ありますが、元々はノルウェーの漁師の防寒着だったものが実用性が高いことで第一次世界大戦の頃から英国海軍に使われ始め第二次世界大戦で正式に採用されたようです。
戦後、放出品や映画の影響などで人気となり、様々なメーカーが普通のアウターとして着やすくデザインし直したものが5~60年代のアメリカでも多くの人々に支持されファッションの一つとして定番となっていきます。
先日、友人のお店ReCollectにロイヤルネイビー(4本トグルタイプ)のダッフルコートが入荷したとの事で試着しに行ってきました。
何度か古着屋で実物は見ていますが、あまりの大きさだったので試着するのは今回が初めてです。
英国軍官給品のサイズは数字表記で今回入荷したものがサイズ1(S)と聞き、なんとか着れるかなぁと淡い期待を持っていましたが・・・。
分かってはいましたが、やっぱりデカかった!
しかも重い!
ハンガーのフックがしなる程の重量感です。
袖も長く、指先まで伸ばしてますが指が出ません。
(当時の写真を見てもみんな袖を捲くっています。さすがに長かったと思われます。)
装備を重ねた上から着るオーバーコートですのでこのサイズなのでしょうが。
私が小さいので比較しずらいかもしれませんが、180cm以上でガタイの良い方ならば?な感じです。袖を捲くってみましたが、やはりちょっと私には無理がありますね。
でもこの雰囲気は最高です!
私のサイズがあればなぁ~と言う事で、
現在生産中の"Duffel Coat No.10"はまさにこの感じで、ディテールはそのままでシルエットやサイズをより着易くアレンジしたものです。
程良い加減のゆとりが大人のダッフルコートです。
生地も厚みが有りしっかりしていますが、軽く保温性が高いので温かいし疲れない。
早く着たいので出来上がるのが待ち遠しいですが、それまではお気に入りのType1930's WARDS Heavy Melton Coatです。
詳細はこちらからどうぞ。